英語で学ぶ「SDGsと多様な社会」

英語で学ぶ「SDGsと多様な社会」とは

身近な問題から世界の課題まで、幅広いテーマを英語で楽しく学べる教材です。本コースは、「英語で学ぶSDGs」と「英語で学ぶ多様な社会」の2つのコースで構成されています。

「英語で学ぶSDGs」の12レッスンでは、SDGsの17の目標と169のターゲットに関連するテーマを通じて、環境問題、貧困、不平等など、私たちが直面するグローバルな課題に触れながら、英語で自分の意見を発信する力を育てます。

「英語で学ぶ多様な社会」の12レッスンでは、日常生活で感じる日本と海外の違いや多様な価値観についても学び、異なる視点を尊重しながら自分の考えを英語で伝える力も身につけます。

これらのテキストを通じて、特に高校生においては、単なる英語力の向上だけでなく、大学入試で求められる課題解決能力を伸ばすことができる内容になっています。

英語で学ぶSDGs

SDGsを英語で学ぶことで、語学力だけでなく、世界の課題について考える力や、さまざまな立場に立って考える柔軟さが身につきます。現代では、英語は進学や就職のためのツールとして学ばれがちですが、本当の魅力は、世界の課題に対して関心を持ち、自分の意見を発信できる力を身につけることにあります。

貧困や人権、環境問題など、SDGsで取り上げられている課題を知ると、外国の人たちとの会話がもっと楽しくなります。例えば、手洗いの習慣がない国があることに驚く人もいるかもしれませんが、それは単に文化の違いではなく、水道設備が整っていないことが原因だったりします。SDGsの「安全な水とトイレを世界中に」という目標を学ぶことで、背景にある事情を理解し、お互いの違いを受け入れやすくなります。

「英語で学ぶSDGs」で扱う9つの目標

本コースでは、SDGsの17個の目標の中から、9つの目標に関連したテキストを用意しています。 世界が抱える課題の理解と意識を高めながら、それぞれの課題に対する自分の意見や考えを英語で発信する力を身につけます。 自分の興味のあるテキストから受講しましょう。

カリキュラム一覧

タイトルSDGsの目標
Lesson1オンラインゲーム目標3:Good Health and Well-being
Lesson2教育格差目標4:Quality Education
Lesson3ジェンダー不平等目標5:Gender Equality
Lesson4児童労働目標8:Decent Work and Economic Growth
Lesson5生成AI目標9:Industry, Innovation, and Infrastructure
Lesson6高齢化社会目標11:Sustainable Cities and Communities
Lesson7都市化の問題目標11:Sustainable Cities and Communities
Lesson8人口過剰目標11:Sustainable Cities and Communities
Lesson9ミニマリズム目標12:Responsible Consumption and Production
Lesson10 フードロス目標12:Responsible Consumption and Production
Lesson11気候変動目標13:Climate Action
Lesson12熱帯雨林の消失目標15:Life on Land

SDGs 9つの目標解説

Good Health and Well-being
「すべての人が健康で幸せに生きること」という意味があります。”Good Health” は病気やケガを防ぎ、体も心も元気でいることを意味し、”Well-being” は安心して生活できることや、心の健康を大切にすることを指します。

Quality Education
「すべての人が平等に質の高い教育を受けられること」という意味があります。”Quality” は、教育の質を高め、すべての子どもや大人が適切な学習の機会を得られることを指します。”Education” は、生涯にわたって学び続ける権利を大切にすることを意味します。

Gender Equality
「すべての人が性別にかかわらず平等に扱われること」という意味があります。”Gender Equality” は、すべての性別の人が差別されることなく、平等な機会と権利を持つことを指します。

Decent Work and Economic Growth
「すべての人にふさわしい働き方と持続的な経済成長を提供すること」という意味があります。”Decent Work” は、人々が安全で適切な条件のもとで働けることを意味し、”Economic Growth” は、経済が安定し、持続的に成長することを目指します。

Industry, Innovation, and Infrastructure
「持続可能な産業の発展、技術革新、そしてインフラの整備を目指すこと」という意味があります。”Industry” は、製造業やサービス業の発展を意味し、”Innovation” は新しい技術やアイデアの推進を指します。”Infrastructure” は、社会の基盤となる道路や通信網などを整備することを含みます。

Sustainable Cities and Communities
「持続可能で住みやすい都市や地域社会を築くこと」という意味があります。”Sustainable” は、環境に優しく長期的に維持できることを指し、”Cities and Communities” は、住民にとって安全で便利な居住空間を作り出すことを意味します。

Responsible Consumption and Production
「持続可能な消費と生産のパターンを確立すること」という意味があります。”Responsible Consumption” は、資源を無駄にせず、環境に配慮した消費を目指し、”Production” は、持続可能な方法で商品やサービスを提供することを意味します。

Climate Action
「気候変動に対して迅速かつ効果的に対応すること」という意味があります。”Climate Action” は、地球温暖化や異常気象に対する取り組みを強化し、持続可能な未来を守ることを指します。

Life on Land
「陸地の生態系を守り、生物多様性を保護すること」という意味があります。”Life on Land” は、森林や草原、砂漠などの陸上の自然環境を守り、動植物の生態系を維持することを指します。

今後、その他の目標に関するテキストも随時追加予定です。


受講者の推奨レベル

SDGsなどの社会問題に興味関心のある、中上級者向けのテキストとなっています。レベルの目安としては、英検準1級~2級相当で、ニュース記事を使ったレッスンで、ある程度まとまった英語で自分の意見が言える方向けです。


テキストの構成・進め方

1. 予習テキスト「Reading Comprehension」を読む

「Reading Comprehension」は、予習用のテキストです。レッスンに関する記事を事前に読むことで、テーマについての理解を深めておくことができるようになっています。読解問題もついていますので、解いてからレッスンに臨むことをおすすめします。時間がない方は記事の日本語訳だけでも事前に目を通しておきましょう。

レッスン受講前の予習用テキスト 「Reading Comprehension」

※予習用テキストはオンラインレッスンでは利用できません。

2. オンラインレッスン用テキストを予習

オンライン英会話で利用するテキスト「Express opinions」では、 自分の立場を決めてその理由を発表するアクティビティ「Give it a try」がレッスンの最後にあります。ここでは、レッスンで扱う課題が起きる原因や解決策の主張が記載されています。あなたの思考や価値観に合う選択肢はどれなのかを考える内容になっていますので、こちらも事前に目を通してまとめておくことをおすすめします。事前に英語の解答を考えておくと、講師とより充実した議論を行うことができるでしょう。

3. オンラインレッスン用テキストでレッスンを受講

オンラインレッスン受講用テキスト 「Express opinions」

レッスンでは、SDGsの目標に関連した具体的なテーマを使って専門的な語いを学びます。

また、テキストに示されている4つの主張に対して、「反対」「強く反対」「どちらとも言えない」「強く賛成」「賛成」の5段階の尺度を使って、自分がどちらの立場なのかを理由と合わせて英語で発表します。

英語で学ぶ多様な社会

日本の高校生と留学生の会話を通じて、日常生活で感じる日本と海外の違い、多様な生き方や価値観の違いを学び、改めて多様な社会とは何かを考える教材です。レッスンを通して、身近な課題にも目を向けて、多様な文化や価値観を尊重しながら、自分の意見や考えを英語で発信する力を身につけます。

カリキュラム一覧

Lesson1あなたの名前の意味は?
Lesson2食文化の違い
Lesson3放課後の過ごし方
Lesson4地域の文化と伝統
Lesson5初めての新幹線
Lesson6神社とお寺
Lesson7パーティーのマナー
Lesson8病気になったとき
Lesson9スマホは脳に悪影響!?
Lesson10ホームステイの思い出
Lesson11社会的少数派の人々
Lesson12将来の進路

受講者の推奨レベル

日本の高校生と留学生の会話を通じて、日常生活で感じる日本と海外の違い、多様な生き方や価値観の違いを学び、改めて多様な社会とは何かを考える教材です。レッスンを通して、身近な課題にも目を向けて、多様な文化や価値観を尊重しながら、自分の意見や考えを英語で発信する力を身につけます。

テキストの構成・進め方

1.予習テキスト「Reading Column」を読む

レッスンテーマに関するコラム記事を読んで、テーマの理解を深めておきましょう。本文の日本語訳もありますので、時間がない方は記事の日本語訳だけでも事前に目を通しておきましょう。

予習用「Reading Column」を事前に読んでおきましょう。

2. テキストでオンラインレッスンを受講

あなた自身に関する質問が用意されていますので、余力がある方は、質問の回答を考えておくと良いでしょう。また、1文だけの単発的な回答にならないように、なぜそう思うのか?まで伝えることを意識して練習をすると、まとまった英語を話すスキルが身につきます。

アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアから来た留学生と日本の高校生による、ふと思う日本と海外の違いや、身近にある社会問題に関するやりとりを読んで、テーマに関連した3つの質問に英語で答えてもらいます。

テキスト執筆者プロフィール

望月 圭子

東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授

日本語・英語・中国語との対照研究、学習者の母語に基づく外国語教授法が専門。学習者の母語がどのように第二言語習得に影響するかを実証的に研究し、母語にもとづく効果的な教授法を研究している。研究室では、アメリカ・イギリス・中国・ロシア・インドネシア・ベトナム・カンボジアからの大学院生とともに、国際連携・高大連携によるICTを用いた中学・高校向けグローバル教育研究を行っている。2017年~2018年ハーバード大学訪問学者として日本語母語話者のための外国語教育を研究。

よくある質問

  • Q

    無料体験レッスンはありますか?

  • A

    はい、ございます。産経オンライン英会話Plusにご登録いただけると無料体験レッスンがご受講いただけます。その際にテキストタイトルを選択してレッスンを無料体験することが可能です。

  • Q

    家族でシェアするプランはある?

  • A

    産経オンライン英会話Plusはどのプランでも、家族とコインをシェアする事ができます。

  • Q

    学校の授業で使えますか?

  • A

    学校向けのオンライン英会話レッスンでも本教材をご提供しています。学校単位でご導入いただいており、目的やご予算など学校ごとのご要望に応じてプランをご提案させていただくことが可能です。
    まずはお気軽にお問合せください